平成30年度の育豊祭が開催されました。

2018年12月3日 11時05分

 12月2日(日)、育豊祭がありました。午前中の学習活動の部では、30名の地域のお年寄りの方々をSSV(スクール・サポート・ボランティア)講師としてお招きし、昔の遊び道具の作り方や遊び方を教わりました。やじろべえ・お手玉・おはじき(1年生)、ひっくりかえし・めんこ(2年生)、パチンコゴム銃(3年生)、紙玉鉄砲(4年生)、竹とんぼ(5年生)、はたきごま(6年生)など、各学年ごとにいろいろな遊びに挑戦しました。高学年は、きりやのこぎり、小刀などの使い方も教わりながら作業を進めました。おもちゃができあがると、友達やSSVの方と一緒に動きを確かめたり、競争したりして、楽しく活動しました。子どもたちのために、早くから材料等のご準備をいただき、活動を支援してくださいましたSSVの皆様、ありがとうございました。午前中にはこのほかにも、育豊会のお父さん・お母さんたちのお世話で学校農園で育てたもち米を使った「もちつき」を体験しました。みんなで順番に杵を使ってお餅をつきました。そして、つきたてのお餅をおいしくいただきました。みんなで育てたもち米でできたお餅なので、味も格別でした。

 午後からの自由活動の部・飲食の部では、育豊会のお父さん・お母さんのほかにも、やまじ会、すみれ会、しあわせの家、虹クラブ、愛護班、美結会、消防署、警察署、学校支援ボランティアの皆さんのご協力により、いろいろなコーナーやバザーが開かれました。子どもたちは、友達や家族と一緒に買い物をしたり、食事したり、いろいろなものを作ったり、竹馬や輪転がし・フリースケートにチャレンジしたり、消防署・警察署の方にいろいろと教えてもらったり、公民館での文化祭の作品展を見学したりと、様々な体験をすることができました。特に今年度は、防災教育に力を入れていることから、育豊会でも煙体験や消火器による消火訓練などを企画し、子どもたちや保護者、地域の方に体験してもらいました。また、公民館では、5年生が作成した防災マップを掲示し、防災時に役立つ情報を提供しました。

 今日の育豊祭での体験活動を通したたくさんの人々との交流で、子どもたちの心には、楽しかった活動やそれを支えてくださった方々への感謝の気持ちが思い出として残ることと思います。今年度の育豊祭にご協力くださいました全ての皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。