4年生が地震火災について学びました。

2018年11月16日 19時25分

 11月16日(金)の3時間目に、愛媛大学准教授の二神透先生と、5名の愛媛大学工学部大学院生が来校し、4年生に地震火災について授業をしてくださいました。

 まず、南海トラフ巨大地震が起こったとき、四国中央市は、愛媛県の中でも特に震度6強、7の揺れと液状化が起こり、建物が倒れる被害の大きい地域であることを教えていただきました。また、亡くなる方も人口の多い松山市よりかなり多くなるということでした。子どもたちは、びっくりしていました。

 次に、地震が起こって建物が倒れると、必ず火災が起こることを教えていただき、特に山路風が吹く豊岡町は、地震火災が広がりやすいことも知りました。そして、愛媛大学防災情報研究センターのホームページにある地震火災シミュレーションで、自分の住んでいるところに地震火災が起こったらどうなるかを学生さんたちのパソコンで見せていただきました。子どもたちは、自分の家のあたりで地震が起こり山路風が吹くと、自分の家だけでなく住んでいる地区が全部燃えてしまう様子をシミュレーションで体験して、更に驚き、地震火災の怖さを実感していました。そして、地震の時は、必ず火災が起こるということを頭に入れ、風向きを考え素早く逃げる必要があることを実感を伴って学ぶことができました。

 授業後は、二神先生や学生さんたちと一緒に給食を食べました。ちょっと緊張していたけれど、大学の先生や学生さんと一緒に給食を食べて、4年生はみんなうれしそうでした。二神先生、5名の大学院の学生の皆さん、本当にありがとうございました。

 この4年生が教わった地震火災シミュレーションは、家庭でもすることができます。やり方は、まず、「愛媛大学防災情報研究センター」を検索し、「火災延焼シュミレータ」をクリック、「保護されていない通信|disastersim-01.ee.ehime-u.ac.jp」の「01」を「03」に変更し、エンターキーを押します。シークバーを下げて、「新規設定はこちらから」をクリックすると起動できます。シミュレーションしたい場所を選び、是非やってみてください。

二神先生と5人の大学院生から授業を受ける4年生火災シミュレーションのやり方を教わる火災シミュレーションをする児童火災シミュレーションをする児童学生さんと一緒に給食学生さんと一緒に給食